AviUtlでカンタンに波形を表示

DTM一般

こんにちは、サビガラです。

DTMをやっていると、TwitterとかYoutubeに曲やデモを「サッ」とアップしたいことも多いと思います。

でも、この「サッ」が意外と上手くいかないんですよね。なぜならTwitterもYoutubeもビデオだからです。

wavやmp3をドロップするだけで簡単に上げられればいいんですが・・・現状は自分で動画を作るか、Renderforestのようなサービスを使うしかありません。

Renderforestは基本的に有料サービスなので個人的に却下。

というわけで自分で作る方法を調べたところ、やっぱりAviUtlに行き着きました。

最終的にこんな動画が作れました。

詳しい説明に行く前に、この方法の所感をまとめておきます。

  • ソフトのインストールや設定はそれなりに面倒
  • 動画作成の手間は少ない(波形表示だけなら5分以下)
  • エンコード時間は結構かかる(数分〜数十分)

こんな感じです。

というわけで、「サッ」というの言い過ぎですが、設定さえ終えれば、わりと手軽に波形エフェクト付き動画が作れるようになると思います。

AviUtlはWindows専用です。

Macの人はWineで動かすしかないようです。

AviUtlのインストール・設定

本体&拡張編集プラグイン

AviUtlのお部屋から、本体拡張編集プラグインの2つをダウンロードします。

拡張プラグインのフォルダ(exedit92.zip)の中身を、すべて本体フォルダ(aviutl100.zip)に放り込みます。

AviUtl本体は「aviutl.exe」の実行で起動します。

「設定」→「拡張編集の設定」で下記のようなウィンドウが表示されれば成功です。

x264guiEx

mp4出力を可能にするプラグイン(?)です。

rigayaの日記兼メモ帳からダウンロードします。

中にある「auto_setup.exe」というファイルを実行します。

以下のような画面が出るので、先ほどダウンロードしたAviUtl本体のフォルダを指定します。

動画作成

動画サイズ変更

デフォルトでは640×480になっているので、1280×720に変更します。

音声ファイル追加

作った曲の音声ファイルを「拡張編集」画面にドロップします。

「レイヤー」がDAWでいうところのトラックみたいなものですね。音声だけじゃなく、動画や画像、フィルターやパーティクル生成なんかもアイテムとして扱えます。

拡張編集画面の表示領域が小さい場合は、Ctrl + マウスホイールで拡大縮小できます。(Rootボタン下の青いバーコードみたいなのでも可)

波形エフェクト追加

自分の作った曲にあわせてビヨンビヨンしてくれるエフェクトを入れます。

Layer 2を右クリックして、「メディアオブジェクトの追加」>「音声波形表示」を選択します。



音声データと同じように、波形エフェクトもアイテムとして挿入されています。

ただ、当然アイテムの領域しかエフェクトはかからないので、曲の長さに合わせる必要があります。

DAWのMIDIクリップみたいに、アイテムの端をドラッグすればOK。

波形エフェクトのアイテムをクリックすると、以下のような設定画面が表示されます。これもVSTプラグインみたいな感じですね。

赤で囲ったドロップダウンメニューで、波形のデザインを変えることができます。

他にも、「X, Y」で表示位置を、「拡大率」で大きさを変えることができます。どれも触ってみれば分かると思います。

背景色追加

ここまでで波形は表示されたはずですが、背景が真っ黒なのでちょっと寂しいです。

もちろん背景色は以下の手順で変えられます。

波形エフェクトと同じように、レイヤー上で右クリックして、「メディアオブジェクトの追加」>「図形」を選択します。

設定画面で、赤枠内のドロップダウンメニューから「背景」を選択します。

「色の設定」から好きな色に変更します。

・・・と、ここで気が付きましたが、波形が背景色に塗りつぶされてしまっています

どうやらLayer番号が大きいものが前に表示されるようなので、「背景」を「音声波形表示」よりも若いLayerに移動させます。

この画面が「正しい」状態です

発光フィルター追加

以上で波形表示+背景色設定はできているハズです。

でもまだ少しさびしい感じなので、フィルターを使って加工してみました。

例のごとくレイヤー上で右クリックして、「フィルタオブジェクトの追加」>「発光」を選択します。


こうすることで、波形が光って見えるようになりました。僕の場合はちょっと光らせすぎてダサくなった気もしますが・・・。

書き出し

「x264guiEx」がちゃんと追加されていれば、以下の画像のように表示されるはずです。

あとは「保存」でOKです。

「ビデオ圧縮」から詳細な設定も可能ですが、僕はよく分からないのでデフォルトで出力しました。

まとめ

設定はちょっとめんどくさいですが、使い方さえ覚えれば時間をかけずに作れるようになると思います。

1番ありがたいのは、画像を用意しなくてもいいところです。音をアップするのが目的なのに余計なことを考える必要がなくなります。

問題点としてはエンコード時間ですね。

メインがmacなので、AviUtlは型落ちのWindowsマシンで動かしています。いちおうi5なのでまだマシですが、それでも20分くらいかかりました。

自分でやることが多いぶんクラウドサービスよりも面倒&難しいですが、AviUtlこれ以外にもたくさん使いみちがあるので、覚えていくと便利だと思います。