DTMerにとって、ストレージ容量というのは常に悩みのタネです。
生楽器系の音源だとふつうに50GB以上あったりしますよね・・・。
そんな中で、特にラップトップのストレージカスタマイズはかなり割高です。
例えばmacbook proだと、容量を256GB → 1TBにするだけで66,000円もかかります。
そこで私がオススメするのは、外付けSSDです。
DTM用に外付けSSDを買った
私が買ったのはSamsungの1TBモデルです。
手のひらで簡単に握りしめられるくらいのサイズ感です。
ちょうど名刺入れみたいな感じですね。
USB3.1 gen2に対応していて、type-Cとtype-Aの両方のケーブルが付属していました。
なぜDTM用途で外付けSSDが優れているのか
気になるのは速度
「外付けSSDは内蔵SSDと比べて遅いんじゃないか」という心配をしている人も多いと思います。
これに関しては、自分で使ってみて「外付けSSDでも十分に速い」という結論に至りました。
見ての通り、666MBのBFD3のキット(from hell)の読み込みに10秒もかかりません。
mac内蔵のSSDに入れていた時の方が速かったですが、それでも数秒かかるという意味では同じです。
これくらいの速度が出ていれば、ライブラリ用のストレージとしては十分ですよね?
参考までに、計測値は500MB/sが出ていました。
ただし、SSDの速度を活かすためにはパソコン側端子が最低でもUSB3.0以上に対応している必要があります。
理想的にはUSB3.1 gen2接続で、私もこの環境で使っていますが、
この記事によるとUSB3.0でも大差ないスピードが出るようです。
ちなみに、USB2.0接続ではロクなスピードが出ないのでSSDの意味がありません。
(USB2.0で接続したら30MB/s程度でした)
マシン新調時に便利
新しいパソコンが届くとかなり「ルンルン気分」ですが、大量のプラグインのインストール&アクティベートという重いタスクも待ち受けています。
アクティベートはしょうがないですよ。でも、何百GBというライブラリを移動させたり再ダウンロードするのは相当ダルいですよね?
しかし、ライブラリを外付けSSDに入れておけば、再ダウンロードの手間は省くことができます。また、メインとサブの2台のPCを運用している人は、ライブラリを共有することができます。
このように、外付けSSDは「速度と利便性の両方の問題を解決できる優秀な解決策」といえます。
値段もそこまで高くない
私が買ったSSDは初めから外付け用として売られているもので、そういうのは概して高いです。
しかし、内蔵型なら1TBでも2万以下で買えます。
これに「内蔵型SSDを外付け用として使うためのケース」を装着すれば、問題なく外付けSSDとして使用することができます。
下の製品はUSB3.1 gen2に対応しているので高速な通信が期待できます。
これで合計2万2000円ほどです。
- パソコンを買い換える度に数百GBのライブラリを入れ替える手間
- ストレージアップにかかる費用(macなら+750GBに6万6000円)
を考えると、逆に何故外付けSSDを使わないのかという感じです。
(かっこわるい? 私もそう思います)
外付けSSDは面倒?
外付けは外付けです。当然抜いていたらデータにアクセスできません。
なので、あんまりいろんなデータを突っ込むんじゃなくて、DTMならDTM用のストレージとして使った方がいいです。
私も最初は嬉しくてプログラミング関連のデータも適当に放り込んでおいたんですが、「SSDは要らないかな」と出かけた出先で必要な書類が見つからなくて困ったりしました・・・。
まとめ
外付けSSDの速度に関しては結構心配していたんですが、それが杞憂に終わってよかったです。
とにかく手軽さ&利便性を求めるなら外付けSSDが最強です!