ギター初心者が最初にするべき練習方法は「コピー」

ギター

「ギターを買ったけど、どうやって練習していいのか分からない・・・」

こんな人は、まず「1曲コピー」を目標にしましょう。

「どうしていいか分からない」というのは、言い換えれば「目標が無い」ということ。

「ギターを弾けるようになる」は当然ひとつの目標ですが、そもそも「ギターを弾ける」って、どれくらい弾ければ目標達成なんでしょう?

僕は10年以上ギターを弾いていますが、いまだに「私はギターを弾けます!!」とは堂々と言えません。笑

でも、「1曲弾けるようになる」という目標だったら、初心者でも努力すればすぐに達成できそうですよね。

1曲弾けるようになるまでの流れとしてはこんな感じです。

  1. コピーする曲を決める(目標設定)
  2. 教則本をちょっとやる(基礎づくり)
  3. 曲を練習する(目標到達)

コピーする曲を決める(目標設定)

初心者の練習というと教則本のイメージが強いです。

でも、そもそも教則本はどうして必要なんでしょうか?
当然、ギターを上手く弾けるようになるためですよね。

じゃあ、あなたはギターで何を弾きたいんでしょうか?

練習は目的を達成するためにするもの

あなたは練習をするためにギターを買ったわけじゃないはずです。

  • あこがれのギタリストみたいに演奏したいから
  • 軽音サークルでチヤホヤされたいから
  • 路上で弾き語りをしたいから

「あなたがするべき練習」は「あなたの目標がなんなのか」によって違う

例えば、バンドでギターソロを弾きまくっている人と、シンガーソングライターでは、同じギターでも練習の仕方はかなり違っているはずです。

つまり、はっきり言ってしまえば「どうやって練習すればいい?」は「あなたにしか分からないこと」です。

大きな目標より、まずは小さな目標から

ただ初心者の時点でハッキリとビジョンが見えている人はほとんどいないと思います。

そこで、「とりあえず」の目標として「1曲」選んで、それを弾けるような努力をしよう、ということです。

「うーん・・・思いつかない」

という人、そもそもあなたはどうしてギターを弾こうと思ったんでしょうか?

ここで「初心者にオススメの曲」を紹介するのはカンタンですが、1度じぶんで考えてみてほしいです。

せっかくギターに興味を持ったのなら、ぜひ長く続けてもらいたいです。

教則本をちょっとやる(基礎づくり)

「教則本なんて必要ねえ!音源が師匠だ、耳で聞いて覚えろ!」

みたいな極端なことを言う人もいますが、教則本もちょっとは練習した方がいいです。

「ちょっと」というのがポイントで、つまり、あんまり教則本にハマっていてもしょうがないということ。

僕の言う「ちょっと」とは「2週間〜1ヶ月」です。

教則本は「全部」やらなくてもいい

「1ヶ月で教則本を全部マスターできるの?」

ムリです。

でも教則本はマスターする必要がありません。

教則本を「ちょっとやる」目的は、ギターについての最低限の知識とテクニックに「とりあえず」触れてみるためです。

練習のメインはやっぱりコピーなんですが、まったくのゼロから始めるのはちょっと難しいです。

教則本はあくまでもそれを「補う」ためのものと割り切りましょう。

ギター知識については「ふーん」、テクニックについては少し練習して「こんなのもあるんだ」程度で大丈夫です。

初心者向け教則本に大した違いはない

世の中にはおびただしい数の「初心者向け教則本」が出版されていますが、内容に大差はありません。

「これを買った方が上達が速い」とか、「これで練習したら上手くなるわけがない」なんてことは無いです。

(というか、本の出来に左右されるほど、熱心に「初心者向け教則本」をやってはいけません。)

いちおう参考までに、僕が使っていたのはこの本です。

ネットの弱点 = 情報が多すぎる

別にネット情報でも全然問題ないんですが、個人的には本の方がオススメです。

なぜなら、ネットには色んな意見が多すぎるし、練習に集中できないからです。

10年以上音楽を演奏したり作ったりしてきて痛感します。

まあ、ネットに書いてあることは全部てきとうに聞いておいた方がいいです(このサイトも含めて・・・暗黒微笑)

ちなみに、「早く曲を弾きたい!」という人は教則本はやらなくてもOKです。
「これがやりたい」という強い意欲があるなら、ぜひとも曲を練習してください。

曲を練習する(目標到達)

たぶん、教則本を1ヶ月やったところで、まだロクに弾けないと思います。

ここからが本番です。

弾き語りならコード譜でOK

ピアノと違って、ギターには簡単な「楽譜」があります。

これはダイアグラムと呼ばれ、ギターの指板を横にたおした「絵」を使って音を覚えることができます。

ダイアグラムは「コード」を表すときによく使われます。

弾き語りメインの人は、「コード進行」を書き表した「コード譜」を使って練習するといいでしょう。

J-POPなら大体の曲がU-FRETなどのサイトで無料で見ることができます。

「コード」については以下の記事で詳しく解説しています。

エレキならTAB譜でOK

上段がふつうの五線譜で、下段は「TAB譜」と呼ばれるものです。

よく見ると下段は線が6本引いてあります。

横の線がギターの弦、数字がフレット番号を表しています。

単純な「ドレミファソラシド」ですが、ギターだと、どこが「ド」か覚えないといけませんよね。

TAB譜はそうした手間を省いてくれる便利な楽譜ですので、積極的に使っていきましょう。

「TAB譜はよくない。はじめから五線譜で勉強しろ」という意見もありますが、初心者のうちはTAB譜で十分だと思います。
ただ、将来的にプロのスタジオミュージシャンになりたい、という人はいつかは読めなければいけません。

原曲をよく聞こう

でも、楽譜ばかりに頼っていてはいけません。

原曲と同じように聞かせる努力をしよう

クラシックは「楽譜ありき」で作られていますが、ロックやポップスは「音源ありき」です。

そもそも有料のTAB譜だって、出版社側が採譜して売ってるだけです。間違ってることもよくあります。

「楽譜通りに弾いてるはずだけど、なんかそれっぽくならない・・・」と感じたのなら、自分の耳と感覚を信じて、「それっぽく」弾いてみましょう。

7割弾ければOK

「○割」というのは完成度の話です。

「最後まで弾けなくてもいい」という意味ではないですよ。笑

初心者のうちは「100%上手く弾けた」なんて絶対ムリです。

なので「まだ上手く弾けるはず!」とこだわりすぎず、次の曲に行きましょう。

「0から70%」よりも「70%から80%」の方がよっぽど大変です。

初心者なら、むしろ別の曲を練習した方が速く上手くなるはずです。

アンプは必須じゃない

(エレキギターの話です。アコギの人は飛ばしてください)

「エレキギターはアンプとセットで1つの楽器だ。だから、家でも絶対にアンプに通して練習しろ」

わりとよく聞く意見ですが、僕は間違っていると思います。家で弾く時は、別にエレキの生音で構いません。

1日にがんばりすぎないようにしよう

初心者のうちはすぐに指が痛くなるので、「痛い」と思ったら練習をやめましょう。

つらすぎる練習は自己満足です。

次の日の練習量が減る or ギターを止めてしまうのどちらかになるのがオチです。

まとめ

色々と偉そうに書きましたが、僕はギターなんて止めようと思ったことが何度もあります。

冗談半分に「エレキギターのここがクソ!8選」なんて記事を書いたこともありました・・・。

でも、なんだかんだで楽しいです。ぜひ続けてください。