【難しすぎ】エレキギターのここがクソ!8選【挫折】

エレキギター、もうイヤになりました。

なんでですか?

エレキギターのここがクソ!

ライバルが多すぎる

ベース・ドラム・キーボードと比べて、ギター人口ははるかに多いです。

ギタリストが多いということは、つまり上手い人も多いということ。

要するにライバルがあまりにも多すぎるわけです。

例えば大学の軽音楽部

ドラマーなら、ドラマーというだけで珍重されます。

天然記念物、あるいはレアメタルのようなものですね。

対してギタリストは・・・

「おい、あの下手クソなギター、余ってるけどどうするよ?」

「チッ しょうがねえな。おいお前! うちに入れてやるけど、あんま音出すんじゃねーぞ!」

みたいなことになりがちです(ウソですが・・・)。

ネット上にも上手い人多すぎ

現実世界にすら上手いギタリストがたくさんいるということは、ネット上には余計ゴロゴロしているということです。

「神は死んだ」というウワサもありますが、フェイクニュースです。

信頼できる統計を元にファクトチェックしてみましょう。

kami, net

特にTwitterには神が多いと有名です。

多くの神ギタリスト・神絵師の目撃情報が寄せられています。

ミス・ノイズが目立つ

ベースなんて何を弾いててもあんま聞こえないし、ドラムは全曲同じパターンでOKです。

逆に、ギターはミスるとすぐバレます。

「1mm指先がズレただけ」なのに出る音は「ペチッ」ですよ。

「歪ませれば誤魔化せるでしょ」というのも甘いです。

歪ませたら、今度は「弾いてないはずの弦」が勝手に鳴り始めるんだから、まったく困ったものです。

デフォルトの音がショボい

ドラムのような未開の楽器は、蛮族が祭りの際に打ち鳴らして騒ぐための物なので、誰でも簡単にパワフルな音が出ます。

対して、エレキギターの素の音はホントにショボいです。

文明人の素人ギタリストがジャズコに直結した音では、野蛮人のタイコ・アンサンブルに勝つ見込みがありません。

蛮族に体力で劣るにしても、こちらには「文明・知恵」があります。

「歪ませる」「エフェクトをかける」などといった啓蒙的な知識を活用しなくていけません。

いろんな音色が求められる

曲のジャンルや役割によって、ギターにはいろんな音色が要求されます。

「クリーン・アンプの歪み・ソロのブースターサウンド・ディストーション・ファズ・コンプ・ワウ・トーキングボックス・コーラス・フェイザー・レズリー・フランジャー・ディレイ・etc…」

「デフォルトの音がショボい」くせに、やたらと幅広い音作りが求められます(というか、ショボいからこんなに広がったのか?)。

特にスタジオミュージシャン的な「何でも屋」の場合は、クライアントの「ああいうフワ〜ンみたい音出してよ」といった抽象的要望にも正確に答えられるだけの知識が要求されます。

機材地獄に落ちる

ギタリストは機材好き」というのは事実ですが、かならずしも好き好んで買い散らかしているとは限りません。

おそらく1%くらいのギタリストは、「欲しくもないのにやむにやまれず」エフェクターやギターを購入しまくっています。

たとえば音質の補正程度だったら「うるせえ!この音でいいんだよ!」で済みますが、「ディレイをフレーズに組み込む」などの必要があれば、どうしても買わざるを得ません。

ちなみに、筆者の知り合いの知り合いは、バイトもしてないのに20−30万のギターをローンで買いまくったりしていました。

ギタリストって、怖いですね。

いろんなプレイスタイルが求められる

新しい機材を買うことで経済を活性化することができるので、別に使用する必要はありません。

(ここが採集経済に暮らす野蛮人とは違うところですね)

しかしバンドをやっていると、場合によっては、どうしてもギターを弾く必要が出てくることもあります。

困ったことに、ギターはいろんな音色を使い分けると同時に、いろんなスタイルで演奏できなければいけません。

あなたはラモーンズではないので、適当に弾いているだけではダメなのです。

コードも単音も中途半端

ギターはコード(複音)が弾けますし、もちろん単音でメロディやソロを弾くこともできます。

しかし、言ってしまえばどちらも中途半端にしかこなせません。

弦が6本のギターで難しいコードを弾きたがる人は、一種の異常性癖の持ち主です。

(まあ、逆に弦が7本のギターでコードは弾かないですが・・)

ピアノとかいう卑怯で大げさな楽器は、両手を使うことで合計10個の音をカンタンに出してきます。

足を使えば20個の音が出せますね。

ギターソロはビッグマフを通さないと弾けません。エフェクタの助けを借りて、ようやくサックスやバイオリンの真似事ができるようになります。

手も足も忙しい

このように、ギターは非常に中途半端な楽器なので、演奏中は右へ左へこき使われてしまいます。

IT業界でいうところの、SEのようなものです。

さっきまでカッティングしていたと思ったら、「ここは隙間が空いてて寂しいから、ちょっとオブリガード入れてよ」と言われていたのを思い出し、慌てて単音弾きに切り替えます。

今度はギターソロなのでビッグマフを踏みます。

またバッキングに戻ります。2コーラス目はフェイザーをかけろと言われてました。

あっ・・・

ビッグマフを切り忘れました。

ライブハウスがファズの波に包まれます・・・。

チューニングが合わない

ギターはチューニングが合いません。

弦が切れる

ギターは弦がキレます。

まとめ

ギターって、楽しいですね。