【2019年版】おすすめMIDIキーボード5選【DTM】

機材

この記事では、まず「そもそもMIDIキーボードってなに?」といった疑問や選ぶ際に気をつける点にまずお答えします。

そして、後半ではオススメの機種を5つ紹介します。

MIDIキーボードとは?

これがMIDIキーボードです。

USBで直接パソコンにつなぐか、またはMIDIケーブルをインターフェイス経由で接続して使用します。

役割としては、「DAW上のソフトシンセを楽に鳴らす」ことがメインです。

ピアノなどの経験があれば「ガッツリ」演奏して録音も可能ですが、全く弾けなくても「マウスぽちぽち」よりはまず確実に効率的になります。

ちょっとしたメロディーくらいなら、「マウス入力→再生→修正」を何度も繰り返すより、「リアルタイムで弾いてみる→修正」の方がはるかに楽なはずです。

他にも、例えばプリセットを切り替えるたびにピアノロールをカチカチするのは面倒ですが、MIDIキーボードがあれば、音色の確認もすばやく行うことができます


でも、MIDIキーボードって、「キーボード」とか「シンセサイザー」と何が違うの?

一般的に「MIDIキーボード」と言った場合、「それ自体では音が出せない」機種を指します。

バンド界隈でよく聞く「キーボード」とか「シンセサイザー」は、たいてい上記の製品のような「PCMシンセサイザー」を指します。

こういう機種はアンプ・スピーカーにつなげば音が出るのに対し、MIDIキーボードはあくまでも「スイッチ」でしかありません

つまり、MIDIキーボード自体は、MIDIデータを送信する以外の機能は持っていないということです。

逆に、いわゆる「PCMシンセサイザー」は「MIDIキーボード」の能力も持っていることがほとんどです。

なので「MIDIキーボード」として「PCMシンセサイザー」を買うことは全く問題ないのですが、値段が高いし、大抵は机の上に置くには大きすぎます。

その点「MIDIキーボード」は手頃な価格で省スペースなものが多いです。

MIDIキーボードの選び方

鍵盤数

25, 37, 49, 61, 88, etc…

鍵盤数は第一に考慮するべきです。

鍵盤数が多いほど演奏はしやすい

でもその分大きくなるのでスペースが必要になる

MIDIキーボード選びの大半は、「どうやってこのジレンマに落とし前をつけるか」であるといっても過言ではありません。

おおげさじゃない?

そんなことありません!

MIDIキーボードは基本的に真正面(机の上)に置きたいはずです。

しかし、机の上のスペースは、「パソコン本体」「パソコンのキーボード」「マウス」「スピーカー」「フィジコン」「ゲーム機」などでいっぱいいっぱいになりがちです。

そこに「鍵盤数は多いほどいいやろ!」と巨大なMIDIキーボードを買ってしまうと物理的に設置不可です。

「横に置けばいいか」と大きなMIDIキーボードをスタンドに載せていたこともありますが、メインの鍵盤を横に配置するのは絶対やめたほうがいいと思います。

(少なくとも自分は)MIDIキーボードは非常によく使うので、できれば真正面におけるサイズのものにしましょう。

フル鍵盤 or ミニ鍵盤

MIDIキーボードの「鍵盤ひとつひとつの大きさ」には、大きく分けて2種類あります。

フルサイズ鍵盤: 普通のピアノやオルガン、エレクトーンなどと同じ

ミニサイズ鍵盤: フルサイズ鍵盤より何割か小さい

筆者の手は男にしては小さい方で、フルサイズ鍵盤だとオクターブがギリギリ届くか届かないかという感じです。

でも、ミニサイズ鍵盤ならオクターブ余裕プラスアルファです。

こちらも「サイズ vs. 弾きやすさ」の問題の続きですが、「誰でもフルサイズ鍵盤の方が弾きやすい」なんてことはありません。

もちろんピアノ経験者なんかはフルじゃないと違和感があると思います。でも、特にピアノ経験がないのなら、たぶんミニ鍵盤の方が楽なんじゃないでしょうか。

ミニサイズの場合、鍵盤ひとつが小さい分、全体のサイズが同じでも鍵盤数を増やすことができます。

「鍵盤数は多いほど良い」ことを考えると、ピアノ経験者でない限りはミニ鍵盤をおすすめします。

おすすめMIDIキーボード

Korg / microKEYシリーズ

鍵盤サイズ: ミニ

筆者がメインで使っているのがこの機種です。

証拠があるわけではないですが、たぶん最近では一番売れているMIDIキーボードです。

シンプルで洗練されたデザインなので、「見た目が気に食わない!」という人はほとんどいないんじゃないでしょうか?

鍵盤の質にもこだわっており、「弾きやすい」と定評があります。同じKorgでも「MicroKorg」というシンセサイザーは非常に弾きにくいんですが、microKeyはストレスなく演奏できます。

また、microKeyシリーズには「air」と付いているモデルがあり、これはbluetoothで無線接続が可能です。

ワイアレスは便利といえば便利ですが、筆者の環境では割と不安定です・・・。レイテンシも少しありますし、ピッチベンドやモジュレーションホイールを使うとかなり「バグった」みたいな挙動をします。

追記: レビュー記事を書きました。

IK Multimedia / iRig Keysシリーズ

鍵盤サイズ: 両方あり

(iRig Keys 37 PROがフル、それ以外はミニ)

ソフトシンセやアンシミュで有名なIK MultimediaのMIDIキーボードです。

あくまで個人的にですが、鍵盤のタッチはあまり良くないと感じます・・・。

デザインが好みというわけじゃないなら、microKeyじゃなくてこっちを選ぶ理由はないかなと思います。

ただ、IK Multimedia製品には1つ大きな強みがあります。

それは、価格破壊的なキャンペーンがしょっちゅう開催されていること。

例えば、「期間中に○○を買えば☓☓をプレゼント!」のような、まともに買うのがバカバカしくなるようなプロモーションはIKの十八番です。

そういう機会を利用すれば、本体価格と同等以上の製品をタダで手に入れることができるので、もしタイミングが合えば狙ってみるのもいいでしょう。

Roland / A-49

鍵盤サイズ: フル

こちらはフルサイズ鍵盤を搭載しています。

筆者はキーボーディストではないので鍵盤の質にアレコレ言えないのですが、A-49の鍵盤はかなり「しっかりしている」と感じました。

フルサイズ鍵盤+49鍵ということもあり、ボディはそれなりに大きいです。でも、その分キーボーディストでも満足いく演奏ができるんじゃないかな?と思います。

Akai / MPK mini MK2

見てわかるように、このモデルは手頃な価格ながら豊富なコントロールを備えています。

鍵盤: ミニ25鍵

パッド: 8個

ノブ: 8個

これだけあれば大抵のことはできますね。

触った感じ、作りは値段相応という感じでしたが、「自分にパッドは必要なのか?」「ノブはいくつくらいほしいのか?」といったことを、とりあえず全部試してみることができます。

サイズも小さいので、とりあえず買っておいても損しないと思います。

Native Instruments / Komplete Kontrolシリーズ

鍵盤サイズ: フル

上記3つはかなりシンプルなモデルでしたが、Komplete Kontrolはその名の通りかなり多くの機能を備えています。

1番の目玉は、やはりKomplete音源をハードウェアから直接操作できることです。

ふつうだったらDAW上でKontaktなどをマウスで操作して音色を選ぶ必要がありますが、Komplete Kontrolなら、それをキーボード上で行うことができます。

他にも、どこにキースイッチが割り当てられているのかを、鍵盤ごとのLEDで教えてくれる機能なんかもあります。

もちろん、これらに対応している音源でなければ使えないんですが、NI製品をメインに使っている人なら「これしかない!」という感じです。

まとめ

MIDI鍵盤の選び方から、実際のおすすめ機種まで紹介しました。

参考になれば幸いです!