ベリンガーの小型ミキサーを使ってみました

こんにちは、サビガラです。

今回はベリンガーの小型ミキサーを使っていたときのことを書こうと思います。

買ったわけじゃなくて、兄貴が持っていたやつを貸してもらっていました。

なんで必要だったかというと、「ギター・マイク・シンセ×2」を繋ぎっぱなしにしたかったからです。当時使っていたオーディオインターフェイスのチャンネルが2個しか無かったので、ミキサーでチャンネル数をかせぐ目論見でした。

セッティングはこんな感じ。

インターフェイス側

  • Hi-Z端子:ギター
  • ライン端子:ミキサー

ミキサー側

  • マイク端子:マイク
  • ライン端子1:シンセ1
  • ライン端子2:シンセ2

数ヶ月はこのセッティングでDTMをやっていたので、そのときの経験を書いていきたいと思います。

小型ミキサーの利点

手軽にチャンネル数を増やせる

チャンネル数の多いインターフェイスは基本的に値段が高いです。

ミキサーを返してから僕が買ったのがSteinberg UR44で、これは6チャンネル(モノ×4 + ステレオ×1)で約3万円です。

対して小型ミキサーは、3チャンネル(モノ×1 + ステレオ×1)で約5000円です。

マルチトラックで録音する必要がなく、ただケーブルを抜き差ししたくないだけだったら、ミキサーを買ったほうがコスパが高いはずです。

フィジカルに調整できる

機種にもよりますが、オーディオインターフェイスはツマミの操作性が良くないものが多いです。

対してミキサーは、ゲインやEQ、パンまでスムーズに操作できます

PCからユーティリティーソフトで操作できる場合もありますが、やっぱり「サッ」と手で操作できるのは強いです。

特にシンセやドラムマシンでのジャムをやりたい場合は、ミキサーは必須だと思います。(DTMからはちょっと離れてしまいますが・・・)

小型ミキサーの難点

マルチトラック録音はできない

ミキサーからインターフェイスへは2Mixでの出力になるので、各チャンネルを別トラックで録音することはできません

例えば「ギターとマイクをミキサーにつないで弾き語り」した場合、どちらもDAWの同じトラックに録音されてしまいます。

安くチャンネル数を増やせるコスパの高さ vs. マルチトラック録音ができない不便さ

これを秤にかけて、前者が勝てば小型ミキサー、後者が勝てば多チャンネルオーディオインターフェイスを買うのがいいと思います。

僕の場合は後者の不便さがムリだったのでインターフェイスを買いました。

余分なスペースをとる

単純に機材が1つ増えるので、そのぶん机の上が狭くなります

電源&ラインケーブルもつなぐことを考えると結構イヤですね。僕の借りたやつはアダプタもデカかったので余計じゃまでした。

まとめ

当然ながら、基本的にはチャンネル数の多いオーディオインターフェイスを使えるに越したことはないです。

ただ、「キーボード類だけまとめたい」といったサブ用途で使うのはアリだと思います。同時に使うことさえなければ問題無いですからね。

ベリンガーの1番安いやつでしたが、機能も音質も問題ないと感じました。

調べてみたらマッキーもほとんど同じ値段で驚きました。品質・音質的にベリンガーと差があるのか気になるところですね。