【2019年版】ボカロ曲の作り方を徹底解説【初心者向け】

機材

この記事では、ボカロ曲を作るために必要な知識・モノの選び方をゼロから解説していきます。

この記事を読むとわかること

  • どんなボカロを選べばいいか
  • ボカロ以外に必要なもの

逆に、「作曲」の仕方にはあまり触れません。
「そこが知りたい!」という方は以下の記事へどうぞ。

ちなみにこの記事を書いているのは、こんな曲が作れる人です。
Vocaloid5を使用しています。

ボカロ曲はどうやって作られる?

世の中のボカロ曲はどうやって作られているのでしょうか?

まず、ボカロは基本的に歌を歌う機能しかないため、伴奏は別に作る必要があります。

伴奏を作るために、ほとんどの人は「DTM(デスクトップミュージック)」という方法を使います。
DTMというのは、パソコンで楽器を録音したり、MIDIの打ち込みで自動演奏したりして曲を作ることです。

DTMには「DAW」という作曲ソフトが使われます。
また、ボカロはDAWの上で「プラグイン」として機能するようになっています。

つまり、ボカロで完成品の曲を作るためには、「ボカロ + DAW」が必要になります。

まずはどんなボカロを選べばいいのか説明します。

ボカロを選ぶ

ボカロは「エディタ」と「ライブラリ」がセットになって始めて歌わせることができます。

それぞれどんなモノなのか詳しく見ていきます。

エディタ

エディタとは、ボカロのメロディーや歌詞などを入力して編集するためのソフトです。
こんな感じで、ピアノロールと呼ばれる画面上で入力していきます。

ややこしいのは、最近のボカロはエディタの選択肢がいくつもあるということです。

2018年現在の最新版はVocaloid5(以下V5)ですが、1つ前のV4を含めると4つあります。

  • Piapro Studio
  • Vocaloid Editor for Cubase
  • V4エディタ(純正)
  • V5エディタ(純正)

この内の最初の3つはV4までの対応なので、新しいV5ライブラリは読み込めません。

逆に、V5エディタは前バージョンであるV4ライブラリに対応しています。

V5エディタに付属の「Vocaloid Editor for Cubase 4.5」はV5ライブラリが読み込めます。

しかし、単体での販売はありませんし、おそらくこれからもされないでしょう。

Piapro Studio

このエディタはクリプトン製のボカロライブラリ(初音ミク、鏡音リンなど)に付属しています。
単体での販売はされていません。

最大の特徴は、入手のしやすさ・価格の安さです。

例えばミクのV4Xなら2万円以下でエディタ + ライブラリが入手できます。

機能的にも全く問題はありません。
(個人的にはYAMAHA製よりもよっぽど「ユーザ志向」だと思います)

Vocaloid Editor for Cubase

このエディタは「Cubase」というDAW(作曲ソフト)でしか使うことができませんが、

その分DAWとの連携がしっかり取れており、スムーズな作業ができます。

しかし、V4バージョンはすでに発売中止になっており、最新版はV5の付属品として入手するしかありません。

通販サイトではV5以上に価格が高騰しています。

V4エディタ

このエディタはYAMAHAが作っている純正品です。

しかし、すでにVocaloid5が発売されているため、これを買う理由はまずないでしょう。

元々はV5の定価よりも安かったですが、現在は品薄のため入手困難&プレミア価格になっております・・・。

V5エディタ

最新版のボーカロイドです。

YAMAHA公式サイトからダウンロードで購入できます。

V4エディタやVocaloid Editor for Cubaseと異なり、初めからYAMAHA製のライブラリが4つ(男女・日英)付属しています。

ライブラリが付いてくることを思えば27,000円も高すぎではありませんが、いわゆる「ボカロ」とはちょっと違った声質です。

キャラクターっぽさの少ない「一般向け」な感じの声です。
上の動画で聴いてみてください。

編集方法もこれまでとは大きく変わりました。

どちらが良いとは一概には言えませんが、ネット上で調声方法を調べやすいのはV4です。

ライブラリ

すでに何度も触れていますが、ライブラリにもV4とV5があります。

V5エディタはV4ライブラリを読み込めますが、V4系の3つのエディタはV5ライブラリを読み込めません。

互換性さえ気をつけていれば、ライブラリは好みで選べば問題ありません。

ただ、今のところ(2018年11月)YAMAHA標準以外のV5ライブラリはAHSの桜乃そらしかないようです。

目的別の選び方

エディタとライブラリについてざっくりと説明しました。

結構ややこしいですよね?

でも、現実的な選択肢はそんなに多くありません。

Vocaloid Editor for CubaseとV4エディタは入手しづらくなっていますし、これからV5ライブラリが増えることを考えるなら選ぶべきではないでしょう。

つまり、エディタはPiapro StudioかV5エディタのどちらかを選べば大丈夫です。

具体的にどういう買い方があるかを説明します。

どうしてもというCubaseユーザは、Vocaloid Editor for Cubaseが付属しているライブラリを買えば安くすむかもしれません。

でも、当然ですがV5ライブラリは読み込めません。

コスパ重視

コスパを重視するなら、クリプトン製のV4ライブラリを買いましょう。

すでに触れたように、クリプトン製ボカロにはPiapro Studioが付属しています。

さらに、実はStudio OneというDAWの機能制限版も付属します。

つまり、1万円台で必要なものは全て揃うのです。

クリプトン以外(GUMIなど)のボカロを使いたい場合でも、V5エディタが27,000円もする状況では、クリプトン製ライブラリを買って、付属のPiapro Studioを使用した方が安いです。

一番安く済ませようと思えばこのチョイスになるでしょう。

クオリティ重視・V5ライブラリ重視

ただ、上の選択肢では当然V5ライブラリは使えません。

これから長くボカロを続けようとするならV5エディタを買うべきです。

しかしその場合は(キャラクター系の)ライブラリは付属しませんし、DAWも自分で用意しなければいけません。

V5エディタ + ライブラリ + DAW

この3つが必要になるということです。

クリプトン製品に付属しているDAWは機能制限版です。

本格的に曲を作っていきたいのならちゃんとしたものを買いましょう。

DAWの選び方は下の記事が参考になると思います。

他の機材を選ぶ

ボカロとDAWはこれで揃いましたね!

それだけで結構な出費ですが、必要なものがまだ少しあります・・・。

パソコン

あまり性能の低いパソコンでボカロを動かそうとすると、いちいち固まったり強制終了したりする可能性が高いです。

最低でもCPUはi5、メモリは8GB以上のものを選びましょう。

最近のボカロはMacとWindowsの両方で動きます。

パソコンの選び方について、詳しくは以下の記事で解説しています。

オーディオインターフェイス

オーディオインターフェイスとは、ギターやマイクで録音したり、スピーカーを接続するために使うものです。

「そんなことしないからいいよ」

と思うかもしれませんが、できれば買ったほうがいいです。

Windowsの場合、実は音楽を再生する度にタイムラグが発生しています。

普通に動画や音楽を視聴するだけでは気づかないと思いますが、実はそうなんです。

これは音楽制作には致命的です。

Macはそうしたレイテンシが少ないです。
Windowsもインターフェイスなしでレイテンシを減らすことはできますが、いろいろ面倒なので買ったほうが楽ですよ。

オーディオインターフェイスはそうした「レイテンシ」を解消してくれます。

下の記事ではおすすめのオーディオインターフェイスを紹介しています。

ヘッドフォン

スピーカーを使うのが理想ではありますが、ヘッドフォンでも構いません。

でも、イヤフォンはやめましょう。

イヤフォンの音は、「良い」とか「悪い」とかいう話ではなく、「音楽制作に向いてない」んですよね・・・。

ヘッドフォンの選び方については以下の記事をどうぞ。

MIDIキーボード

絶対に必要というわけではないですが、MIDIキーボードもあったほうが便利です。

特に音楽経験のない人ほど、とりあえず手で音を出しながら作曲したほうがやりやすいと思います。

特集記事は以下の通りです!

作曲する

今までに作曲経験があるなら、あとはソフトの使い方を覚えて表現するだけです。

でも、作曲経験が全然無い場合は、まずは好きな曲のコピーから始めましょう。

個人的にはキーボードかギターで実際に演奏することをオススメしますが、打ち込みだけやりたいという人はそれでも良いと思いますよ!

↓ボカロの作曲については以下の記事も参考になると思います↓